前々からその独特な見た目で一部のファンが身に着けていた「やみの~」シリーズに錬金が追加され、「常闇の~」シリーズが追加されました。
「やみ」シリーズは一線級とは言い難く、どちらかというと見た目装備としての需要のほうが高かったのですが、その錬金後の姿となる常闇のフードはどのような性能なのでしょうか。メリット・デメリットを分析していきたいと思います。
常闇のフードの性能評価
常闇のフードのメリット
徹底したデバフへの対抗手段を有している点。常闇のフードは、3種類ものデバフ耐性を有しています。元々の装備である「やみのはちまき」も攻撃力ダウン耐性と攻撃魔力ダウン耐性の「強」をそれぞれ持っていたのですが、錬金することによって3つ目のスキル「幻惑耐性」が付与されました。
強度も「中」で、それらのデバフを使用してくる相手にはめっぽう強い防具となっている点は大きなメリットです。
マヌーサ系や攻撃力ダウン、攻撃魔力ダウンといったデバフは、かかってしまうと非常につらい展開が待ち受けているので、これらを封殺してくれるこの装備は、なり役に立つ防具となるでしょう。
常闇のフードのデメリット
デバフへの耐性が厚い反面、防御面の耐性が非常に薄い点。敵の属性攻撃が素通りしてしまうので、攻撃力の高いボス、特にデバフを全く使用してこないボス相手にはかなり苦戦を強いられてしまうことでしょう。もちろん、他の星5防具にも、全く耐性をもたない防具は存在しています。
しかし、常闇のフードはそれらと比べると、物理防御力も劣ってしまっているのです。その点も含めて、デバフ耐性以外の防御力が低い点を考えると、これは大きなデメリットだといえるでしょう。
また、いくらデバフ耐性が厚いといっても、その対象範囲が限定的である点もデメリットです。常闇のフードで対策できる3種類のデバフは、どれも登場回数が少ないので、なかなか活躍の機会が訪れません。
すべてのボスキャラを見てみた場合、当然、これらのスキルが有効になるボス敵は少なくなっています。よって、この装備をどうしても他の装備に優先される事項というものが、なかなかないのです。
もちろん、それは現状での話。いつかこの3種類の属性が必須になるボスキャラが登場する可能性もあります。
常闇のフードのスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+12 | +43 | +78 | ||
装備タイプ | あたま | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 幻惑ガード・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 幻想耐性+50% | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | 攻撃力ダウンガード+強 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 攻撃力ダウン耐性+30% | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | 攻撃魔力ダウンガード+強 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 攻撃魔力ダウン耐性+30% | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
常闇のフードの原作での活躍
主人公側が身につけることのできる闇とついた装備に関していえば、「闇のころも」は、リメイク「Ⅲ」の装備として初登場しました。
更にそのもととなったであろう、大魔王ゾーマの身につけている同名バリアは、あらゆる耐性を上昇させる効果を持っていました。常闇のフードのデバフに対する耐性は、そのあたりを意識したのだと思われます。