登場当初からあまり使えるとは言えず、武器のインフレーションに置いていかれ気味だった「おうごんのつめ」に、なんと錬金が追加されました。誰もが驚いた強化錬金ですが、その具体的な性能はどうなっているのでしょうか。メリット、デメリットを紹介していこうと思います。
おうごんのツメ(錬金)の性能評価
おうごんのツメ(錬金)のメリット
追加されたメインスキルが優秀な点。体力を回復しつつ攻撃力を4割上昇させてくれます。回復とバフを一斉にしてくれるので、体勢を立て直すのにはまさに最適なスキルだといえるでしょう。回復量も150となかなか多く、全体回復と一緒に使えば、すぐに体力を全回復することも出来ます。
錬金装備の特権としてメインスキルをもう1つ持っており、これは敵のバフ効果を打ち消すというスキルです。かなり使いどころが限られるスキルではありますが、敵のバフを打ち消しつつ攻撃できるというスキルはかなり珍しく、場合によっては今後必要になってくる場面もあるでしょう。
攻撃力が高い点も優秀です。最大攻撃力170は爪系装備としてはかなり高く、一線級の武器にも引けをとらない攻撃力となっています。
また、メインスキルである「王家の魂」で攻撃力を更にブーストさせることが出来るため、実際の数値よりも更に高い攻撃力を発揮することが出来るのです。
おうごんのツメ(錬金)のデメリット
サブスロットの編成がよくない点。無強化状態であれば攻撃特技BとC、補助特技Bが1つと、他の星5武器と比べるとどうしても貧弱な編成になっています。
最後まで強化してもAが2つにBが2つなので、今ひとつ物足りないスロット編成といえるでしょう。メリットの欄で述べたようにおうごんのつめ★は攻撃力が高いのですが、このサブスロット編成のため、せっかくの攻撃力を生かしきれない場合が多いのです。
メインの攻撃スキルとなる「ゴールドフィンガー」が頼りない点もデメリットといえるでしょう。このスキルはバフ効果を打ち消すという性能を持っているのですが、威力は3倍と低く、その上チャージタイムも鈍足と、攻撃スキルとしてはかなり低い性能となっています。
もう1つのメインスキルである王家の魂のチャージタイムもそれなりに長いので、この武器を使おうとすると、各種スキルのチャージタイムに頭を悩ませることになるでしょう。
おうごんのツメ(錬金)のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+85 | +127 | +170 | ||
装備タイプ | 爪 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | ゴールドフィンガー | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 敵一体に威力300%(400%)の攻撃 敵にかかっている良い効果を吹き飛ばす | “
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CT | 45秒(30秒) | ||
ランク | A | ||
分類 | 補助特技 |

メインスキル | |||
スキル | 王家の魂 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 自分のHPを150回復 攻撃力を40%上げる 2ターン有効 |
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CT | 44秒(23秒) | ||
ランク | A | ||
分類 | 補助特技 |

おうごんのツメ(錬金)の原作での活躍
原作ではおうごんのつめを錬金で強化することは出来ません。錬金元であるおうごんのつめは、「Ⅲ」で登場し、ピラミッドに安置されている宝として登場しました。しかしこの武器は呪われていて、この武器を持っている間はエンカウント率が上昇するというデメリットを抱えていました。おうごんのつめ★はメインスキルの名前が「王家の魂」となっていますので、この武器の元の所有者である王家に認められた結果、このような姿になったというフレーバーなのかもしれませんね。