星ドラでは、様々な出典から様々な装備が登場します。中には、それほど有名ではない場所から装備が登場することも。「聖王」シリーズは、そんな装備シリーズの1つといえるでしょう。ここでは聖王シリーズのうちから、「聖王の扇」を装備するメリット、デメリットを紹介したいと思います。
聖王のおうぎの性能評価
聖王のおうぎのメリット
使いやすいメインスキルを備えている点。聖王の扇は、優秀なメインスキルである「聖王のまい」を持っています。このスキル自体に攻撃力はありませんが、味方全体の防御力と息耐性を上昇させる能力を持っています。
上昇値自体は「荒波の舟歌」と一緒なのですが、これは武器スキルであるため、職業スキルである「荒波の舟歌」とは大きく差別化できるといえるでしょう。
向こうとは異なって、こちらはサポート役が守備力と息耐性を上昇させることが出来るため、攻撃の手数を無駄にすることがありません。そういう意味でも、こちらのほうが利便性が上だといってもいいでしょう。
サブスロット構成にも余念がありません。サブスロットを見てみると、補助呪文A、補助特技A、Bが揃っています。これは無進化時のものですが、これを最終進化させると補助特技BがAになり、さらに補助呪文Bが追加されます。
扇という武器種別も考えると、完全にサポート向きのサブスロット構成となっているため、サポート役が装備する武器としては選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
また、地味ながら防御力を15上昇させてくれる点も見逃せません。この副次効果の類で上昇値がここまで大きいものはなかなかなく、サポート役を死ににくくするという意味でも大きなメリットとなるでしょう。
聖王のおうぎのデメリット
攻撃面が貧弱な点。扇という武器種別上仕方の無いことなのですが、スロットに攻撃用のものがないため、火力不足に陥りがちになってしまいます。加えて、素の攻撃力もそれほど高くはないので、パーティ全体の攻撃力を下げることになりかねません。
総じて、サポート役のものとしては申し分ない性能を持っているものの、攻撃面での欠落が目立つ武器といえるでしょう。
聖王のおうぎのスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+75 | +111 | +151 | ||
装備タイプ | 盾 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 聖王のまい | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 守備力を20%、息耐性を30%上げる。最低2ターン有効 |
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CT | 40秒(30秒) | ||
ランク | A | ||
分類 | 補助特技 |

メインスキル | |||
スキル | リベホイム | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 行動時にHPを40ずつ回復する |
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CT | 36秒(16秒) | ||
ランク | B | ||
分類 | 補助呪文 |
聖王のおうぎの原作での活躍
ほかの聖王シリーズと同様、「Ⅹ」で登場しました。レベル70で装備可能となる武器で、なかなかに強力な装備として愛用者も多かったようです。なお、作成するためにはピラミッドでの報酬素材が必要となります。
ちなみに、扇だけはリメイク版のドラクエ8でも登場し、ゲルダの専用装備として活躍しました。