時折追加される錬金装備の目的は、初期に追加された時代遅れな装備の救済に加えて、あらたに強い装備を作るものです。名前に「はぐれメタル」を関するもののほとんどは、後者が目的でしょう。
ゆえに強力な性能を持つものがほとんどなのですが、「はぐメタのローブ」はどのような性能なのでしょうか。メリット、デメリット共に分析していきたいと思います。
はぐメタのローブ上の性能評価
はぐメタのローブ上のメリット
強力なメインスキルを備えている点。はぐメタのローブは、非常に優秀なメインスキルを備えています。まず1つめは「攻撃呪文ダメージ軽減(強)」。
このスキルは、文字通り敵の攻撃呪文の威力を大きく下げてくれます。減衰率はなんと脅威の30%減少。攻撃呪文無効盾と比べると劣りますが、対策範囲の広さ、そして減衰率の高さには目を見張るものがあるでしょう。上位互換のスキルがあるとはいえ、その有用性は欠片ほども衰えてはいません。
もう1つのメインスキルである「イオ系呪文の極意」も見逃せません。このスキルはイオ系呪文の攻撃力が最大30%上昇するというもので、文句なしに強力なスキルといえます。
また、イオ系呪文はそのほとんどが全体攻撃なので、レイドイベントでも大きな活躍が期待できるでしょう。
また、地味ながら攻撃魔力を10上昇させてくれる点もメリットです。副次効果での攻撃魔力の上昇値は一桁のものが多く、また、たとえ大きく上昇させてくれたとしても素の防御力が低いことがほとんど。
しかし、はぐメタのローブは高い防御力を誇りながらも攻撃魔力を10も上昇させてくれることから、文句なしに強力な装備だといえるでしょう。
例えイオ呪文を持っていなくとも、その耐性の高さで活躍ができますし、素の防御力が高い点からも活躍の幅の広さは明らかです。総じて、非常に高い性能を誇る防具だといえるでしょう。
はぐメタのローブ上のデメリット
呪文がメインのボスを相手取ると、やはり呪文無効系の盾に居場所を奪われてしまいがちな点。ただ、だからといってこの装備の対策幅はほとんど衰えることはありませんし、十二分に強力なのもまた事実です。
また、「極意」が呪文しか強化してくれない点もデメリットといえるでしょう。というのも、イオ系呪文は全体攻撃であるがゆえに全体攻撃を前提としてチャージタイムが設定されており、単体で出現することの多いボス戦では、チャージタイムが重い呪文に成り下がってしまうからです。
しかしながら、以上のデメリットを鑑みてもかなり強力な性能の防具であることには違いありません。ただ、常用できるほどの汎用性の高さは無く、呪文が痛いボス敵やイオ呪文を主体にして戦いたいレイド用の防具といえるでしょうか。
はぐメタのローブ上のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+31 | +90 | +150 | ||
装備タイプ | よろい上 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | イオ系呪文の極意 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | イオ系呪文の威力10%(30%)アップ |
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CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | 攻撃呪文ダメージ軽減・強 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 攻撃魔力と回復魔力+5(10) |
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CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
はぐメタのローブ上の原作での活躍
原作でははぐメタのローブは登場していません。本編では「はぐれメタルの~」系防具は一貫して兜・鎧・盾セットのみであり、その特徴として後衛キャラクターでも装備できるというものがあります。
ゆえに魔道士タイプの味方であれ装備することが可能で、わざわざローブを作る必要がなかったのです。とはいえ、もしかしたらいずれ本編に登場することもある、かもしれません。