星ドラには、すでに過去のものとなってしまった武器・防具を錬金で救済する制度があります。もちろん全部が全部救済用というわけではなく、場合によってはただでさえ強い武器がさらに強くなるという状況もあるのです。
今回追加された防具である「はぐメタの冠」もその1つ。錬金元である「メタスラの冠」もそれなりに強い防具でしたが、その錬金版はどうなっているのでしょうか。
メリット、デメリットと共に紹介したいと思います。
はぐメタの冠の性能評価
はぐメタの冠のメリット
超強力なスキルを2つ備えている点。1つは「会心ダメージ軽減(極)」です。「極」スキルはこれ1つだけで会心系のダメージを最大70%も減衰させてくれる超優秀なスキルです。
会心系の攻撃は基本的に防御力を無視してきますし、さらに敵によってはランダムな味方に連打してくることもあり、非常に危険な状態になりやすい攻撃です。
それをたった一つで対策してくれるこの装備は、まさに優秀というほかない防具といえるでしょう。
このように、「会心ダメージ軽減(極)」を持っているというだけでも十分すぎるほど強力な防具なのですが、これに加えて「いきなりピオラ」までついてきます。
「いきなりピオラ」は戦闘開始時、必ず自身にピオラをかけてくれる優秀なスキルです。
これは言い換えると、戦闘開始からピオラが切れるまで、あるいはいてつく波動系の特技を使われるまで、チャージタイムにボーナスがつくというスキルです。そんな有能なスキルが弱いわけもありません。
高速周回を狙う場合であれど、普通に戦う場合であれど、ほぼ使えないというところはないでしょう。
加えて、はぐれメタルシリーズに名を連ねるだけあり、その防御力も非常に高めです。総じて、ほとんどの文句のつけようがない装備だといえます。
はぐメタの冠のデメリット
これといったデメリットはありませんが、「いきなりピオラ」と「会心ダメージ軽減(極)」が有効に働かないボス戦ではそれほど強さを感じられないところでしょうか。
例えば強制的に耐久戦をさせられるようなボス戦では「いきなりピオラ」の恩恵があまりありませんし、いてつく波動を頻繁に使ってくるようなボス相手にも少々分の悪いところがあります。
とはいえ、それでも高い防御力によって、この装備が完全に無駄になることはありません。
また、進化させてもそれほど高い防御力を得られない点もデメリットといえばデメリットでしょうか。
もちろん、逆にいえば無強化状態でも十分な性能を秘めているということであり、この防具の非の打ち所のなさをさらに加速させています。
総じて、普段使いでも対策防具としても使用できる、最強レベルの防具といっていいでしょう。
はぐメタの冠のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+24 | +53 | +83 | ||
装備タイプ | 兜 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | いきなりピオラ | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 戦闘開始時にピオラ |
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CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | 会心ダメージ軽減・極 | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 痛恨の一撃 魔力暴走で受けるダメージ70%減 |
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CT | – | ||
ランク | S | ||
分類 | 防具スキル |
はぐメタの冠の原作での活躍
原作においては「冠」は登場していません。というのも、はぐれメタルシリーズは性能のわりに非常に軽いことから、重装備が装備できないキャラクターも装備できるという設定があるため、わざわざ魔法使い用の「冠」を作る必要がないからです。
もちろん、今後本編シリーズに逆輸入される可能性もあるので、その動向に注目したいところですね。