ドラゴンクエストシリーズを代表する「ロトシリーズ」と同じく、ドラゴンクエストの中でも最も有名な防具といっていい「天空」シリーズ。
星ドラにおいてはたびたびガチャで再登場し、入手しようと思えば手に入れることが出来る防具の1つです。
その中の「天空のよろい上」の性能はどうなっているのでしょうか。メリット、デメリット共に分析していこうと思います。
天空のよろい上の性能評価
天空のよろい上のメリット
2つのスキルを含めて、防御性能がとても高い点。素の防御力はかなり高めで、それだけでも頼れる防御力を誇っています。加えて、2種類のスキルによって防御能力が高まっているのです。
1つめのスキルである「炎ブレスダメージ軽減(中)」はこの鎧を装備する価値になりうるスキルでしょう。というのも、炎ブレスを使ってくるボス敵はかなり多く、それに対するカウンターとして装備していく価値があるからです。
加えて、2つめのスキルである「HP+(中)」は一見地味ですが、これによって通常状態でも高い防御力をより上昇させてくれます。
普通だと2回で死んでしまう攻撃を3回受けなければ死なないようにしてくれるのがHP増強系のいいところといえるでしょう。
総じて、味方の盾役となる職業や、耐久力に不安のあるキャラクターに装備させることで防御性能をぐぐっと上昇させてくれます。
天空のよろい上のデメリット
炎ブレス耐性が、別にこの防具を装備しなくても補えてしまえる点。攻撃力が上昇したり、攻撃性能があがったりするわけではないため、この装備でなくてはならない、というところは特になかったりします。
特に炎ブレス耐性はアクセサリやほかの防具でも補えることも多く、オンリーワンなスキルの多い鎧上のスロットを使ってまで対策するものかというと、そうでもありません。
炎ブレス対策をピンポイントに行いたいのであれば、これよりも強度の高いスキルや、おまけがHP+よりも強力なものがいくつか存在しています。
また、「ブレスダメージ軽減」という軽減率の代わりに範囲が広がったほぼ上位互換のスキルが存在する点も一つのデメリットでしょう。
総じて、実装からしばらく時間が経過したせいで、防具や敵の攻撃のインフレの犠牲になった防具といえるでしょう。とはいえ、全く使えないというわけではなく、その耐久力は本物なので、優秀な防具には違いありません。
現在一線級といわれている防具に比べると、少々見劣りするところは否めない、ということです。
天空のよろい上のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+- | +110 | +168 | ||
装備タイプ | よろい上 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 炎ブレスダメージ軽減・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 炎ブレスダメージ20%(30%)減 |
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CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |

メインスキル | |||
スキル | HP+中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | HP+10(15) |
||
CT | – | ||
ランク | D | ||
分類 | 防具スキル |

天空のよろい上の原作での活躍
原作では、「天空シリーズ」と呼ばれる「Ⅳ」「Ⅴ」に、そして「Ⅵ」にはその前身である「オルゴーの鎧」が登場しています。
初登場となる「Ⅳ」では天空の塔に入るため入手する必要があり、かつての英雄リバストが使って安置されていたものの盗賊に盗まれてしまっており、めぐり巡って、勇者たちは「海鳴りのほこら」で入手することになります。
性能はブレスおよび攻撃呪文に強い耐性があるという強力なものでした。
なお、ブレス耐性はリメイク版以降は盾に移っています。炎ブレス耐性がある星ドラの天空のよろいは、FC版準拠ということでしょうか。