レイドイベント第2弾が開始され、星ドラオリジナル敵の「ブラザーフード軍」が相手だった第1弾とは打って変わり、関係の深いドラゴンクエストⅠ、Ⅱの敵であるりゅうおうとハーゴンの連合軍が相手となりました。
その報酬である「闇の覇者のかぶと」は果たしてどのような性能になっているのでしょうか。メリット、デメリット共に解説していきたいと思います。
闇の覇者のかぶとの性能評価
闇の覇者のかぶとのメリット
無課金装備では貴重なスキルを有している点。この防具は、ガチャ限定装備では比較的ポピュラーなスキルである「炎ブレスダメージ軽減(中)」を持っています。
ランク最大で炎系の息攻撃をなんと30%も軽減してくれるので、耐性装備としてはばっちりだといえるでしょう。100ダメージと70ダメージ受けるのとでは、全く違いますから、なかなか頼りになる防具です。
加えて、手に入れたときから100%の性能を発揮してくれる点もメリットといえます。同じ装備を集めたり、玉を集めたりするのが面倒な人にとってはとてもありがたい防具といえるでしょう。
総じて、無課金、かつ同じ防具を何個も集めることがあまり好きではない人向けの防具です。
闇の覇者のかぶとのデメリット
スキルが1つしかない点。炎ブレスダメージ軽減(中)はイベント装備の中でもかなり強力であるものの、もう一声なんらかのスキルが欲しかったところです。
スキルが1つ少ないというのは、それだけでも汎用性が落ちてしまい、幅広い場所に使えないという欠点になってしまいます。微弱でもよかったのでなんらかのスキルがあれば、評価もぐっとあがっていたかもしれません。
加えて、同じイベント装備、かつ同じ頭装備で上位互換が存在している点もデメリットです。
「魔界のかぶと」は闇の覇者の兜と同スキルを持っている上に最終進化まで持っていけば防御力もこの防具を上回ります。
もちろん、入手難易度の面、進化をさせなくていい点で差別化はされているので、魔界のかぶとを入手できないのであれば、十分に耐性をつける装備として大きな価値があるといっていいでしょう。
闇の覇者のかぶとのスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+0 | +0 | +70 | ||
装備タイプ | 兜 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 炎ブレスダメージ軽減・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 炎ブレスダメージ20%(30%)減 | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
闇の覇者のかぶとの原作での活躍
これはⅠのラスボスであるりゅうおう(第二形態、人間状の第一形態と区別するために竜王と呼ばれる)の頭部を再現したものなので、当然、原作では登場していません。
竜王の頭部のデザインは刺々しく、鋭角状の「永遠なる巨竜」を元にしたものと丸みを帯びた初代デザインの2種類があるのですが、この兜はその中間にあたる形状をしています。どちらの姿にもファンがいるので、どちらのデザインのファンにも配慮した結果なのかもしれませんね。
「Ⅱ」での仲間の1人である、サマルトリアの王子の髪型を模したものです。
サマルトリアの王子は「Ⅱ」ではじめて仲間になるキャラクターであると同時に、ドラクエ史上はじめての仲間キャラクターでもあります。何度もすれ違いになるそのマイペースぶりは今でも語り草になるようです。
よくよく見るとローレシアの王子と似たようなデザインの兜をしているので、もしかしたらⅡの世界では汎用的な兜のデザインかもしれません。