「Ⅲ」の時代から登場し、その見た目と性能から中盤の防具として大きく活躍をしていた「やいばのよろい」。その進化系が、星ドラにおいて錬金装備として登場しました。
その名も「黒刃」シリーズ。その中でも、鎧上である「黒刃のよろい上」はどのような性能となっているのでしょうか。メリット、デメリット共にその性能を分析していきたいと思います。
黒刃のよろい上の性能評価
黒刃のよろい上のメリット
優秀なスキルを備えている点。黒刃の鎧上は、やいばのよろい上の練成防具なので、錬金防具の例に漏れず、元となった防具のスキルに加えてスキルが1つ追加されています。黒刃のよろい上の場合、追加されたスキルは「いきなりバイシオン」。
これは戦闘開始時に攻撃力を上昇させるというもので、かなり高い汎用性を誇っています。
バフスキルの共通効果として一定時間後に解除されてしまうのですが、それでも戦闘開始から数ターンの間、攻撃力が高い状態で戦うことが出来るのは大きなメリットといえます。
高い攻撃力を活かし、素早く周回をしたい時や、防御力の高い敵と相対するときは、とても役に立つ防具となるでしょう。
また、やいばの鎧のときからある「イオ系ダメージ軽減(中)」も有用で、属性対策の防具としては十分な性能です。もう1つのスキルである「カウンター」はそれほど強力ではありませんが、多少ダメージを増加させることも可能になっています。これも小さいながらもメリットといえるかもしれません。
黒刃のよろい上のデメリット
防御力が低い点。星5の、それも錬金防具としてはどうしても防御力が物足りないものとなっています。
もちろん、物理防御力が低いからこそスキルである「カウンター」が生きるという面もありますが、跳ね返せるダメージは精々20前後。ダメージが敵の攻撃力依存のため、ダメージ効率はよくありません。
また、バイシオンが発動した後は能力がほとんどない鎧になってしまう点もデメリットです。
「いきなり」系共通のデメリットなのですが、周回時など短期決戦においては最大の性能を発揮するものの、はじめて挑むボスや体力が長大で長期戦になりがちなボス戦においては、後半、どうしても頼りないものとなってしまうのです。
総じて、汎用性はあるものの、短期戦特化の防具だといえるでしょう。
黒刃のよろい上のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+21 | +66 | +111 | ||
装備タイプ | からだ上 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | いきなりバイシオン | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 戦闘開始時にバイシオン | ||
CT | – | ||
ランク | C | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | カウンター | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 受けた物理ダメージの10%を相手に与える | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | イオ属性ダメージ軽減・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | イオ属性ダメージ20%減 | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
黒刃のよろい上の原作での活躍
原作では黒刃の鎧は登場していません。錬金元となる「やいばのよろい」は「Ⅲ」から登場した由緒ある防具で、多くの作品に登場しています。中盤の防具としては優秀ですが、カウンター効果はいまいちである場合が多く、そういった意味では星ドラと立ち位置が似通っているともいえますね。