原作では様々なシリーズに登場、中盤の防具として重宝することの多い「やいばのよろい」。星ドラではこの防具が「やいば」シリーズとしてシリーズ化しましたが、中途半端な性能のせいであまり使えない防具として扱われていました。
そんなとき、錬金による強化で「黒刃」シリーズが登場。「黒刃」シリーズの頭防具である「黒刃のはちがね」はどのような性能となっているのでしょうか。メリット、デメリットにわけて解説していきたいと思います。
黒刃のはちがねの性能評価
黒刃のはちがねのメリット
徹底した混乱耐性を備えている点。「黒刃のはちがね」は、2つのメインスキルの相乗効果によって、高い混乱耐性を得ています。
まず、「やいばのはちがね」にも存在した「混乱ガード(弱)」によって未然に混乱を防いでくれます。ただし、強度は「弱」ですので、スキルレベル最大で20%の確率と、それほど高い確率で防いでくれるわけではありません。
しかし、仮に受けてしまっても、もう一方のメインスキルである「刃の心構え」によって、4割の確率で混乱を治療してくれるのです。まさに隙を生じぬ二段構え。
「黒刃のはちがね」を装備するだけで、混乱を受けてパーティが損害を覆ってしまう危険性を大幅に減らすことができるでしょう。
また、地味ながら攻撃力を上昇させてくれる点もメリットです。上昇値はたったの5ですが、ないよりはあるほうが嬉しいところでしょう。
黒刃のはちがねのデメリット
混乱以外の耐性がなく、また、その耐性も完全ではない点。上述した通り、「黒刃のはちがね」は2つのスキルによって高い混乱耐性を実現しています。
とはいえ、完全耐性を得ることが出来るわけではなく、場合によっては普通に混乱を受けてしまう可能性もあります。
属性への耐性とは異なり、状態異常の耐性は受けてしまった時点でないものと同じなので、混乱に特化したスキル構成であるにも関わらず、混乱を受けてしまう可能性がある点は大きなデメリットだといえるでしょう。
防御力がいまいちな点もデメリットです。星5の錬金装備としてはその防御力は物足りず、その上属性に対する耐性もないので、防御面には不安が残ります。
副次効果つきの防具はある程度防御力が低いのが筋なのですが、それを鑑みても「黒刃のはちがね」の守備力は少々低めです。
総じて、防御性能がいまいちの耐性防具といえるでしょう。他の部位に余裕がない場合は、装備の選択肢に入るかもしれません。
黒刃のはちがねのスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+13 | +45 | +80 | ||
装備タイプ | あたま | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | やいばの心構え | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 混乱を受けた時40%で解除する | ||
CT | – | ||
ランク | C | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | 混乱ガード+弱 | ||
最大レベル | 5 | ||
効果 | 混乱耐性+15% | ||
CT | – | ||
ランク | C | ||
分類 | 防具スキル |
黒刃のはちがねの原作での活躍
原作では黒刃のはちがねは登場していません。錬金元となる「やいばのはちがね」は「Ⅹ」に登場。安価かつそれなりに性能の高い「やばい」シリーズとして、様々な冒険者を助けているようです。