魔法戦士向けの装備として登場し、見た目のよさから様々な人に愛されている「魔剣士」シリーズ。その見た目の元となったピサロは、原作において最強の魔法剣士でした。
その中の頭装備である魔剣士の頭衣は、果たしてどのような性能となっているのでしょうか。メリット、デメリットにわけてその性能を分析していこうと思います。
魔剣士の頭衣の性能評価
魔剣士の頭衣のメリット
2つのメインスキルの相互作用によって、高い攻撃力を実現している点。この装備のメインスキルは、「攻撃特技のコツ(弱)」と「力+(中)」の2つです。
攻撃特技のコツは、攻撃特技のチャージタイムを減少させる効果があり、力+中はその名の通り力を上昇させる効果を持ちます。この編成によって、上昇した力によって高い威力となった攻撃特技を、素早いチャージタイムによって連打するという戦術が可能になっているのです。
このスキル編成は、攻撃特技を連打して素早く敵を倒す戦術にうってつけの編成だといえるでしょう。
更に、攻撃魔力をも上昇させてくれる追加効果を持っている点もメリットといえるでしょう。これにより、この装備1つで攻撃に関わるステータス全てを上昇させることが出来るのです。
そのため、攻撃特技と攻撃呪文のどちらでも高威力を狙うことが出来ます。
魔剣士の頭衣のデメリット
守備力が低い点。メリットの欄で述べたように、この防具は非常に高い攻撃力を持っていますが、単純な守備力は非常に低くなっています。
星ドラにおいて守備力の低い防具はなんらかの耐性面で優秀な場合も多いのですが、魔剣士の頭衣に関していえばそんなことはなく、耐性がありません。
また追加効果も防御的なものではありません。全てのスキルが火力に寄与しているという点は、メリットであると同時に、敵の攻撃に晒されたときに脆いというデメリットでもあるのです。
魔剣士の頭衣のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+20 | +45 | +70 | ||
装備タイプ | かぶと | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | こうげきとくぎのコツ・弱 | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | こうげきとくぎのスキルゲージ5%減 | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防御スキル |

メインスキル | |||
スキル | ちから+中 | ||
最大レベル | 5 | ||
効果 | ちから+10 | ||
CT | – | ||
ランク | C | ||
分類 | 防御スキル |

魔剣士の頭衣の原作での活躍
魔剣士の頭衣という名前でこの装備が登場したことはありません。
ただし、この装備の元ネタとなったキャラクターの「ピサロ」は、「Ⅳ」で大活躍しました。何を隠そうピサロは魔族の王であり、主人公にとって倒すべき敵です。頭衣の元ネタとなっている銀髪に関しては特に言及されておらず、また、長髪、バンダナという特徴はPS版になって付加されたものです。
PS版で仲間になったときはその圧倒的な攻撃力と魔法力でもって、とても頼りになる味方となってくれました。追加効果で攻撃魔力、メインスキルで攻撃特技と攻撃力を強化してくれるのは、最強の魔法剣士たるピサロの能力を再現したものなのでしょう。