ダイの大冒険中編が登場すると同時に、原作でも印象的だったポップの装備が追加されました。その中で鎧下を担当した「パプニカの法衣(下)」はどのようなメリット・デメリットを備えているのでしょうか。強い部分と弱い部分を明らかにしながら、その性能を分析したいと思います。
パプニカの法衣(下)の性能評価
パプニカの法衣(下)のメリット
スキルが優秀かつ無二な点。メインのスキルである「大魔道師の目覚め」は、ターン開始時に確率でチャージタイムがマックスになるというすばらしいスキルです。星ドラにおいて素早さが重要な理由を考えると、その概念を覆してしまうこのスキルは非常に強力だといえます。
特に全体回復系や強力な呪文系のスキルはチャージタイムが長めに設定される傾向にあるため、これを発動することが出来れば、ダメージリソースや回復リソースにかなり余裕を持つことが出来るでしょう。
実質チャージタイムを大きく短縮することと同義です。回復役にしろアタッカーにしろ、スキルを使うことが出来なければ何も出来ないので、キャラを一瞬で活躍する状態にしてしまうこのスキルは、最大7%という発動確率を鑑みてもかなり有用なスキルであることに違いないでしょう。
攻撃呪文ダメージを減少してくれるもう1つのスキルも見逃せません。軽減対象が全呪文と、かなり広い範囲を対策してくれているので、様々なクエストの使用に耐えうる、有能なスキルです。これ1つで様々な呪文に対する耐性を得ることが出来るので、様々な呪文を使用してくる敵には是非装備していきたいところです。
地味ながら攻撃魔力を+8してくれる点も強力です。「大魔道師の目覚め」で満たした呪文スキルを唱えることで、攻撃力の上昇に寄与してくれることでしょう。
パプニカの法衣(下)のデメリット
メインスキルの発動確率が7%しかない点。なにしろたった7%なので、運が悪いと、全く発動しないこともあります。そうなると、せっかく2つあるメインスキルの内1つが死にスキルとなってしまうので、その点はデメリットだといえるでしょう。
とはいえ、毎ターンの開始時に発動するかしないかが判断されるため、高難易度など長引きがちな戦いでは発動する機会も必ずあるはずです。しかしながら、発動タイミングを自分で選べないため、戦略に組み込みづらいというデメリットを抱えてしまっています。
パプニカの法衣(下)のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+18 | +54 | +94 | ||
装備タイプ | からだ下 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 大魔導士の目覚め | ||
最大レベル | 5 | ||
効果 | ターン開始時3%(7%)でCTが100%たまる | ||
CT | – | ||
ランク | S | ||
分類 | 防具スキル |

メインスキル | |||
スキル | 攻撃呪文ダメージ軽減・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 攻撃呪文ダメージ10%減 | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
パプニカの法衣(下)の原作での活躍
ダイの大冒険において、ポップの防具として活躍しました。原作ではメドローアを使おうとして燃えそうになった手が「パプニカの防具のおかげで無事だった」という描写があるため、そこから発想を得て呪文ダメージ減少のスキルがついたのだと思います。
「ダイ魔道師の目覚め」はこの防具の力ではなく、ポップの持つ、同時に魔法を使用することのできる才能を現したものだと思われます。