原作ではかぶとのみの登場だった「ちりょく」シリーズが、星ドラにおいて亜種として登場しました。その中でも、かぶとのデザインを踏襲し、独特なスキルを備えている盾は状況にあった防具として活躍しています。果たしてその性能はどうなっているのでしょうか。メリット、デメリットにわけて分析していきます。
ちりょくの盾の性能評価
ちりょくの盾のメリット
スキルが2つとも有用な点。固有スキルである「英知の守護」は非常に防御的なスキルで、防御をしながら自身に防御力バフをかけるというものです。バフ系の特技にありがちな、バフをかけている隙に大ダメージを受けてしまうというデメリットを帳消ししてしまうので、これは非常に強力だといえます。
また、もう1つのスキルである「補助呪文のコツ」も強力です。補助呪文は特に強敵と戦う際に重要で、回復・バフ・その他諸々、圧倒的な攻撃力と耐久力を誇るボス敵戦に必要なものが割り振られています。
他の「コツ」系の特技と同じく、そういったスキルのチャージにかかる時間を素早くしてくれます。バフ系の呪文は勿論、回復系の呪文はできるだけ素早く唱えたいので、それを補佐してくれるこのスキルは、非常に有用だといえるでしょう。
また、それを後押しするかのように回復魔力を上昇させてくれる追加効果がついている点もメリットです。自身の耐久力をあげつつ、補助呪文を基本にして立ち回る姿は、まさに回復役の理想系といえるでしょう。
ちりょくの盾のデメリット
防御のチャージタイムが固有スキルに置き換わっているために長くなってしまっている点。防御は、スキル攻撃が強力な敵やゲージを跨いだ際の攻撃が強力な敵に対する、かなり強力な防衛手段です。しかしながら、防御のチャージタイムが長いと、複数出現するボスの断続的なスキル攻撃に間に合わなかったり、ゲージ跨ぎの際に防御が間に合わなかったりト、デメリットとして働く場面が多くなっています。
また、上述したデメリットに加えて、防御力上昇効果が打ち消されてしまうこともある点もデメリットといえます。特に魔王系のボス敵は「いてつく波動」などでこちらのバフ効果を打ち消してしまうことも多いため、バフが意味を成さないことも多くなっているのです。
そうなってしまうと、知力の盾はスキルの1つ少ない、更に防御のチャージタイムが長いだけの盾となってしまいます。相対する敵によっては、その性能を完全に発揮できないこともあるという意味では、こちらもデメリットと捉えられるでしょう。
ちりょくの盾のスペック
守備力 | 最大レベル | 最大守備力 | 回復魔力 | |
+50 | +47 | +30 | ||
装備タイプ | たて | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | 英知の守護 | ||
最大レベル | 1 | ||
効果 | 守備力40%上げダメージを50%減らす | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |

メインスキル | |||
スキル | ほじょじゅもんのコツ | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | 補助呪文スキルゲージ-15% | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |

ちりょくの盾の原作での活躍
原作ではちりょくの盾は登場していません。元となったちりょくのかぶとは5で初登場し、賢さを上昇させる効果を持っていました。回復魔力が上昇する効果は、この賢さを上昇させる効果から付与されたのでしょう。