「Ⅵ」イベント後半が登場すると同時に、ガチャで「エンデ」シリーズが追加されました。原作においては兜・鎧・盾の内一種しか入手することができなかったのですが、星ドラではガチャの運量さえあれば全身エンデシリーズで固めることも可能になりました。原作では最終装備候補となったそこそこ優秀な装備だったのですが、星ドラでの性能はどうなっているのでしょうか。メリット、デメリットにわけてその性能を解説していきたいと思います。
エンデのよろい(上)の性能評価
エンデのよろい(上)のメリット
強力な対策スキルを有している点。エンデの鎧(上)のメインスキルはヒャド系ダメージ低減(中)と、行動不能への耐性(強)の二つです。そのどちらもが強力で、敵からの攻撃をピンポイントに対策してくれます。
ヒャド系のダメージに関しては、ヒャド系で強力な攻撃はそれほどないものの、スキルの属性として使用してくる敵も多く、それなりに広い範囲をカバーしてくれます。何より、低減率が(中)であることも大きなメリットといえるでしょう。
レベルが最大ならば3割軽減してくれるので、即死級のダメージを対策してくれるだけでなく、通常のダメージも大いに低下させてくれます。
これに加えて、行動不能を対策してくれるもうひとつのスキルも有用です。レベルが最大であるのならば8割対策してくれるので、ほぼ完全な耐性といってもいいでしょう。行動不能は高難易度であればあるほど致命的なロスになってしまうことが多いので、非常にありがたい耐性です。
防御力が高い点もメリットです。他の星5防具と比べても防御力が高く、まさに一線級の防具といえます。最大160というのは驚異的な数字で、落とされてはいけない回復薬はもちろん、前線に出て攻撃するアタッカーにも使用できます。物理防御力だけではなくヒャド属性への耐性も有しているので、鎧上というジャンルで見たときに、この防具を選択する大きなメリットとなるはずです。
エンデのよろい(上)のデメリット
大きなデメリットは特にありません。ただし、相対的な目で見たとき、どうしてもヒャド属性低減というのはそれほど魅力的に見えない場合が多いという点はひとつのデメリットだといえます。
ただしヒャド属性の要対策技が少ないというのは少なくとも現在のボス敵にのみ言えることなので、今後ヒャド属性対策への耐性の評価が多くなることも考えられます。そのため、これはそれほど大きなデメリットとはいえません。
エンデのよろい(上)のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+46 | +101 | +160 | ||
装備タイプ | からだ上 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | やすみガード+強 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | やすみ耐性+60%(80%) | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防具スキル |
メインスキル | |||
スキル | ヒャド属性ダメージ軽減・中 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | ヒャド属性ダメージ20%減 | ||
CT | – | ||
ランク | B | ||
分類 | 防具スキル |
エンデのよろい(上)の原作での活躍
原作では、他のエンデシリーズ同様に絶望の町に辿り着き、意欲を完全に失った防具職人「エンデ」作成の鎧となっています。絶望に打ちひしがれていたエンデの下に、主人公たちが「エンデのどうぐ」を持っていくことで彼は希望を取り戻し、兜・盾・鎧の中からひとつ作ってくれる一品者となっています。
他の装備との兼ね合いで選ばれることが少なかった鎧ですが、性能的にはふぶき・ヒャド属性ダメージを低減してくれる優秀な鎧でした。しかしながら、ヒャド属性を使用してくる敵はそれほど多くなく、しかもヒャド属性ダメージが全体的にそれほど高くないため、他の防具と比べると優先されることは稀になっていました。