原作である「Ⅳ」でかなり印象的な活躍をし、外伝やお祭り系のゲームでも大量に登場しているキャラクター、ピサロ。その、かなり印象的な服装が星ドラにおいて「魔剣士」シリーズとして登場しました。
その中の胴体防具である「魔剣士のしょうぞく」の性能はどうなっているのでしょうか。メリット・デメリットを分析していきたいと思います。
魔剣士のしょうぞく(上)の性能評価
魔剣士のしょうぞく(上)のメリット
2つのメインスキルが、どちらとも強力な点。1つ目のメインスキルである「あふれる魔力」は、ターン開始時にスキルのゲージが2割も溜まります。
回復薬にせよ、攻撃役にせよ、チャージタイムが減少するということはそれだけ多くの行動が出来るということであり、このスキルは非常に強力です。
その上、ターン開始時なので、戦闘が長引きやすいボス戦などでは、このスキルの恩恵を受けやすくなっています。もう1つのメインスキルである「ドルマ系呪文の極意」も強力です。
このスキルは、ドルマ系の呪文の威力を大きくあげてくれるので、素早く敵の体力を削ることができるようになります。
更に、この2つのスキルは相互に作用しあうことによって、高い攻撃力を発揮します。2つのスキルを組み合わせることによって高い性能を持つようになることは数多くありますが、それを1つの防具の中で完結させている点は大きなメリットでしょう。
具体的には、「あふれる魔力」でゲージを溜めることによって、「ドルマ系呪文の極意」によって火力が上昇したドルマ系呪文を高い回転力で使うことが出来るようになります。
また、このメリットを更に後押しするのが追加効果の存在です。追加効果の「攻撃魔力+10」によって、ただでさえ高まっているドルマ系呪文を、更に高い威力で放つことが可能になっています。
魔剣士のしょうぞく(上)のデメリット
耐性が全くない点。身体防具は優秀な耐性を持つ防具が多く、この装備を着ていくことは、それだけで耐性に穴が開いてしまうということになります。
もちろん、その穴を埋め合わせるように食べ物や他の部位の防具で固めればよいのですが、対策すべき敵が多い場合はどうしても厳しい戦いを強いられる可能性があるのです。
もちろん、この火力は魅力的なので、装備編成によって輝くかそうでないか決まる、ピーキーな防具といえるでしょう。
魔剣士のしょうぞく(上)のスペック
守備力 | Lv1 | Lv25 | Lv50 | |
+31 | +76 | +125 | ||
装備タイプ | からだ上 | |||
レア度 | 星5(☆☆☆☆☆) |

メインスキル | |||
スキル | ドルマ系じゅもんの極意 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | ドルマ系じゅもんの威力10%アップ | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防御スキル |
メインスキル | |||
スキル | あふれる魔力 | ||
最大レベル | 10 | ||
効果 | ターン開始時5%でCTが20%たまる | ||
CT | – | ||
ランク | A | ||
分類 | 防御スキル |
魔剣士のしょうぞく(上)の原作での活躍
魔剣士のしょうぞくは、原作では登場していません。元ネタとなったピサロは「Ⅳ」に登場、今までにない悲劇的な魔王として人気を博しました。現在の服装はリメイクにあたって追加されたもので、ファミコン版では固有の姿は設定されていませんでした。そのため、このしょうぞくの出自は現状不明となっています。